院長挨拶
對馬史博
辻堂金沢内科クリニック 院長
2023 年8月より、辻堂金沢内科クリニックに着任した對馬史博(つしまふみひろ)です。これまでは青森県の地方都市にて、開業医として糖尿病、高血圧、脂質異常症を中心とした生活習慣病および甲状腺などの内分泌疾患、そして内科全般の診療に長年従事してきました。
なかでも糖尿病については、定期通院患者 約 2,800 人の指導・治療を行いながら、年間30~40 回の講演活動を実施し、さらに地域の糖尿病研究会代表世話人や青森県脂質異常症研究会世話人、弘前糖尿病研究会世話人等の研究会活動も行っておりました。
不自由なく医療活動していましたが、1 年の 1/3 を占める雪との闘い(毎朝通勤前 45~60 分の雪片付け、その後片道 90~120 分の雪道運転に)に疲弊し、若い頃よりの都会暮らしへのあこがれも相成って、2023年 5 月末でクリニックを弘前大学医学部内分泌糖尿病内科の後輩に引継ぎました。
今まででの経験にさらなる研鑽を加え、新たな医師生活をスタートできればと思います。これから、よろしくお願いします。
治 療 方 針
生活習慣病の治療は、ここ数年で飛躍的に進歩しています。特に糖尿病では、直近 10 年間で新たな機序の様々な薬剤が開発されました。コントロール不良の患者様には、生活習慣の見直しに加え、早期からの薬剤変更の提案をさせていただいております。
血糖コントロール不良の期間が長いほど膵内分泌機能障害が進行し、治療に難渋します。さらに、合併症は相当に進行しない限り自覚症状がないため、神経障害、網膜症、腎症に加え脳梗塞、心筋梗塞、心不全の併発頻度も増加します。そのため、合併症早期発見の検査も定期的に行っています。
また、高血圧や脂質異常症と糖尿病の関連も合併症管理には重要です。
生活習慣病全般の良好な状態で健康に過ごせるためのサポートができれば幸いと考えております
略 歴
岩手医科大学医学部 卒業
弘前大学第3内科 入局
八戸市立市民病院 第4内科医長
板柳中央病院 内科科長
板柳中央病院 副院長
駅前クリニック 院長
現 在
辻堂金沢内科クリニック 院長
資格・所属学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
下田 圭一顧問
日本内科学会 認定内科医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科指導医
日本医師会 認定産業医
あたみ駅前内科医院 院長
荻原 健英
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本糖尿病学会 研修指導医